2025年09月07日
Zero to one コラム
プロフィールがバズっていいねがいっぱいついたら嬉しいですよね。自己紹介の文章にたくさんいいねをもらえたら誰だって嬉しいし、良質な出会いも絶対にあります。お友達、お客様、仲間、そしてエンジェル投資家との出会いもあるかもしれない。文章には夢があります。
色々なお仕事のお引き合いがあるのですが、note(ブログサービス)の執筆支援をすることがあります。なりゆきで友人のnote執筆を手伝ったら激しく拡散され、その評判を聞いたご友人の方々からさらに輪が広がって口コミでだけで依頼を受けている感じです。そこでお伝えしていることを今日は書きたいと思います。
ここでみなさんが書いた自己紹介の文章を拝見すると多くの場合、とても抽象度が高いのです。高すぎるといってもいいぐらい。学びはあるのですが、それだと読者を引き込むまではいけない可能性があります。差し障りのない範囲でいいので、具体名を出してほしいです。
ヤンキー漫画ってお読みになったことはありますか? 日本人はヤンキー漫画が本当に好きですが、ヤンキー漫画は「自販機」や「コンビニ」をやたら細部まで書き込みますよね。あれって、読者の日常にある自販機やコンビニがリアリティ持って表現されていることで、漫画の世界と読者の生きる日常が地続きであることを暗に表現しているのです。
なので、あなたがヤンキーだと言ってるわけではなく、ぜひ具体名を出してください。例文を見てみましょう。
(抽象的な文)
「朝まで真夜中のファミレスで、友人と事業プランを練った。」
(具体的な文)
「深夜2時。国道14号沿いのデニーズの窓際席で、一緒に明治大学を休学した橋本と最初の事業プランを練った。」
ぜんぜん、違いますよね。後者の方がおおっとなって引き込まれる感じがあると思います。ぜひヤンキー漫画を見習って、国道沿いのデニーズの窓際席で、のように単語は具体的に書いていただければと思います。